2015支援額マップA4

 

 

 

 

 

 

 

 

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2015年度の支援先

●インド 西ベンガル州

助成団体 DRCSC(ディベロップメントリサーチコミュニケーションアンドサービスセンター)
事業名 農村地域女性の自立支援を目的とするDRCSCの既存プロジェクトの追加活動
助成額 320,000円
インド1貧しい農村の女性たちが自らの権利を知り、現金収入を得、健康改善を図り、生き生きと活動するための支援です。上記プログラムは2年目、インドの支援はトータルして9年目になりました。2015年2月に支援地を訪問し、プロジェクトが進んでいることを確認しました。栽培する野菜の栄養価や保健衛生について知識を深める他、女性の権利や法律知識の習得、種子の保存、薬草・ハーブの加工、天然資源管理、政府が進めるプロジェクトを周知させる活動も行っています。

●フィリピン ベンゲット州トゥブライ郡コロス集落

助成団体 コーディリエラ・グリーン・ネットワーク
事業名 コーヒーの森つくり―アグロフォレストリー栽培によるコミュニティつくり
助成額 410,000円
フィリピン1コーヒーと受益者2009年の台風ペペンで大きな被害を受けたフィリピンベンゲット州山岳地域の先住民族への事業です。 台風被害などで森林が失われている地域にコーヒーなどの現金収入となる作物を混栽し、森づくりを行うことで森林再生・災害防止・生活向上をめざします。2014年度はコロス集落の26世帯が参加しました。11月に支援地を訪れ、受益者の皆さんと交流し、プログラムの進捗を確認してきました。育った木からコーヒーの収穫が始まったところもありますが、十分な収入を得るにはまだ時間がかかるため、継続して支援しています。

●カンボジア スバイリエン州

助成団体 認定NPO法人国際子ども権利センター
事業名 タナオコミューンにおける子どもの人身売買・児童労働防止事業
助成金 363,275円
カンボジア3児童労働や人身売買の被害にあっている子供たちの保護者の生活を安定させ、貧困が原因でおこる違法な出稼ぎと児童労働を防止し、子供たちが安心して学校に行けるようにする活動です。 2013年度末にコミュニティーセンターが完成しました。図書館も併設され、子供たちの学びや活動の拠点となっています。2015年2月に支援地を訪れ、活動が順調に進んでいる現地を視察することができました。(写真は小学校の様子)

助成団体 カンボジアNGO・CAE(The Center for Actions towards Equality)
事業名 タナオコミューンにおける生計向上支援によるエンパワーメント事業
助成金 268,474円
カンボジアNGO・CAEは、地域住民や農業組合の活動を支援し、行政との連携をはかる活動をしています。子供たちの権利を守るためには保護者の生活安定が欠かせないことから、新たにCAEの活動を支援することにしました。CAEのサポートによる農業センターの建設計画が既に始まっています。

●イラク・シリア・福島

助成団体 JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)
事業名 白血病の子供への医療支援(福島の子供への支援と合わせて)
助成金 440,028円
イラクでは中東での2度の戦争で使われた劣化ウラン弾の放射能の影響で小児がんや白血病になった子どもたちがいます。その子どもたちに医療支援を行うためのチョコレート募金(500円の募金をしてくれた人へチョコレートのプレゼントをする企画)を8年続けています。2011年度からは原発事故による放射能から福島の子どもたちを守る活動に、2012年からはシリアの内戦で苦しむ妊婦さんたちへの支援にも使われています。 2014年度はチョコレート600個分の募金と店頭募金合わせて上記の金額となりました。

●ネパール

助成団体 ネパールの村に小さな家をたてる会
事業名 ネパール大地震復興支援
助成金 44,066円
2015年4月25日に発生した大地震で家屋を失った被災者のために簡易住宅を建設します。日本の建築技術と知識を導入し、礎石や筋交いなどを記した図面とマニュアルを用意、現地でボランティアが組み上げる仕組みです。

●東日本大震災復興支援
原発事故により放射能汚染に苦しむ福島の人々への支援をおこなっています。
①JIM-NET(NPO法人日本イラク医療支援ネットワーク) 15,302円
「放射能の見える化、検診、保養」で子供たちを守る活動をしている福島の地元の団体・個人を支援し、福島に暮らす子供たちの積算線量を減らす活動をしています。

②福島子ども・こらっせ・神奈川 71,535円
「横浜山北リフレッシュプログラム」 楢葉町の子どもの保養・学習支援・交流
2014年8月6日~10日に福島県楢葉町の小学生10名、中学生12名、高校生2名を神奈川県に招いて野島青少年研修センターでなどで川遊びや花火を楽しんでもらいました。

NPO法人ふくしま支援・人と文化ネットワーク 68,424円
「ふくしまの子どもたちの心身のリフレッシュ事業」
福島圏外で実施されるリフレッシュプログラムには参加することが難しい低年齢児や障がい児のために、福島で影絵の公演を行う「文化の出前」を企画しています。子供たちの感性や創造力を養うために大きな役割を果たすと期待されています。

認定NPO法人いわき放射能市民測定室 たらちね 200,000円
「ベータ線放射能測定機器購入」
内部被曝の防止・軽減を目的として、食品に内在する放射線量を地域住民の求めに応じて計測し、そのデータを提供しています。また、人体の全身放射線量の測定とデータ提供も行っています。2015年4月から新たにストロンチウム90やトリチウムの測定を開始しましたが、測定依頼の数が多く結果待ちに数か月を要しています。2台目の測定器購入を目的としたプロジェクトです。

その他の国内支援
認定NPO法人 茨城NPOセンター・コモンズ たすけあいセンター 10,000円
「常総地域水害被害者支援」 茨城県常総市の水害被災者
鬼怒川堤防決壊により水害に遭った地域住民に対し、物資を届ける一方、被災者のためのセンターとして情報発信・被災者ニーズの調査・ボランティアコーディネートなどを行っています。

寿支援者交流会(越冬闘争委員会) 20,000円
「生活困窮者自立支援」 横浜市内の野宿生活者
野宿生活者への炊き出し、訪問活動、医療・法律・生活・労働の相談活動を行っています。こうほくからは、支援金のほか、年間を通して衣類の援助も行いました。