Category Archives: ご報告

会報130号を発行いたしました。

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会報130号

会報129号を発行いたしました。

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会報129号

寿支援報告

おかげさまで「寿炊き出しの会」54,984円の支援ができました。

 内訳は以下の通りです
 ・感謝券より  9,800円
 ・寄附金  30,000円
 ・店頭募金 15,184円

つながりboxに入れてくださった感謝券∗98枚を皆さまのお気持ちとして、寿の活動に繋げました。(∗大倉山店アニバーサリー期間中にお渡しいたしました)
寿町生活困窮者の支援活動に役立てていただくことができます。

コロナ禍のなかで

「寿町炊き出しの会」では、町内の簡易宿泊所の居住者や横浜市内で路上生活を余儀なく送っているホームレスの方々に毎週金曜日に毎回500食ほど炊き出しを行っています。炊き出しの列には、この度のコロナ禍の影響で急に職住を失い、新たにホームレスになった若者達の姿があるそうです。

 

会報128号を発行いたしました。

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会報128号 

支援地カンボジア・タケオの写真が届きました

離農を食い止めるだけでなく、土地にも人体にも安全な農産物を生産し、農家が十分な生計を立てられるようにするための研修プロジェクトがカンボジアの4州で進行中で、こうほくはこの活動に支援を続けています。

活動地の中のタケオ州から、元気に働く女の子たちの写真が届きました。彼女たちはポンロック・バイトーン(緑の芽)有機農園学校で農業技術を学んだ後、これからも農業を続けると決意した子たちです。

乾季の間に苦労して掘った溜池には水がしっかり蓄えられ、農作物の生育を支えています。

今は雨期が始まり、作物の緑も一層豊になりました。農園では果物や野菜がたわわに実っています。
(ドラゴンフルーツの大株をご覧ください!)

若い彼女たちが、既に成功している女性篤農家に続いて村の農業を新たに切り開いていけるよう、私たちは応援しています。

カンボジア民際協力CAE事業報告会(1/18)開催報告

カンボジア・スバイリエンタナオコミューンで現地の生計向上支援をおこなっているCAE副代表上田美紀氏に活動報告をしていただきました。

CAEは農業組合の支援、農業技術指導、若い農家の人材育成支援、最貧困世帯の子どもたちの支援などを行なっています。
 *自分で自分の健康を守る地域保健
 *出稼ぎに行かなくてすむ現金収入
 *こどもを学校に行かせる意識
などをはかる活動の成果とともに、現地の価値観と向き合うところから始めなくてはならないむずかしさ、農業協同組合が機械化をはかり収穫量を増やしたり、販売市場の開拓などをする機能をまだ持てていない現状をお聞きしました。その中で香り米や特徴ある肉・野菜を作っていきたいとのこと。

CAEの働きかけで農作物収穫量を上げ、しっかりした家を建て、いまでは池で魚も飼っている村人(こうほくメンバーにはすでにおなじみのカンさん)のお話は何度聞いても嬉しくなりました。CAEスタッフの地道な活動にあらためて思いを馳せました。

こうほくの支援先、CAEの副代表上田美紀氏

日本留学中のCAE代表ブントゥーン氏も参加 (左から二人目)

アットホームな報告会の様子

カンボジア民際協力S3事業報告会(11/22) 開催報告

こうほくでは2017年からカンボジアS3(有機農業の発展を通じた豊かで幸福なコミュニティの構築)プロジェクトに支援金を通じ民際協力しています。今回、S3プロジェクトコーディネーターの米倉雪子氏(元JVCカンボジア事務所長、昭和女子大准教授)に、9月に現地視察された報告をしていただきました。

ー報告内容概要ー
カンボジアでは都市の発展が著しい反面、地方との格差は広がる一方で、中国からの巨額投資や貸付など、生活面では多くの輸入品が溢れ、農産物も多くは輸入品が占める。地方の農村部は生活のために出稼ぎを選ぶことが多い。

このような状況のなか、緑の芽有機農園学校校長ヤング・セイング・コマ氏は、出稼ぎに行かず生活できるように有機農業で農村部にちからを付けてもらい、都市部の有機農業に関心のある住民(富裕層)の共感をえて消費者となってもらうことをめざして活動している。都市の住民たちはスタディツアーで自前でバスをチャーターしてきて収穫を手伝ったり交流したり、週末農作業を楽しむ人たちも増えている。プノンペンには自然農産物店(NAPshop)を開いて、そこを中心にエコ意識ある人たちが育っている。

コマ氏の指導方法は、まずは稲作より早く生育して換金できる野菜からスタートする。未経験でも先輩に教えてもらいながら成功体験を積み重ねる。もちろん有機農業にこだわり肥料や害虫防除も地元で採れる草や籾などを使って市販の薬品は使わない。パッションフルーツ、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、コーヒーなどの果物も半年で成長するのでコマ氏指導の育て方を守って収量をあげる人もでている。有機米は一般の米と違って安定して販売できるため多くの農家で取組んでいる。

作った作物を地元の市場で販売するためのサポートにも力を入れているが、新鮮で長持ちする有機野菜は評判がよい。

成功して収量や収入をあげられる人ばかりではないが、規模が大きくなれば人手も必要になり働く人も必要になるので、地元での就労の機会は増える。出稼ぎや低賃金の工場労働で地元を離れるよりは、まじめに働き資金をためて、やがては土地を借りたり買って農業を続けるという道も開ける。

コマ氏は緑の芽有機農園学校(PBT)を運営し有機農法の指導者も育てている。その圃場では地元の若者が作業に携わり栽培方法を学ぶとともに、収穫野菜は市場で販売され1日5㌦の収入も得ることができる。

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カンボジアの貧困度の高い7つの州でコマ氏はこのような有機農業の活動を展開し、地元で頑張って農業をやろうと考える人たちの未来への希望になっています。SNS発信も力を入れ、コマ氏の活動はカンボジアの農業の未来、国の未来をも見据えた大きな視点からの活動でもあることが見えてきました。
わたしたちの民際協力した支援金は会議費や移動費(ガソリン代)などに有効に使われて日々の活動に役立てられていると聞き、この大きな活動の一助を担っている気持ちで応援していきたいと思います。

ー参加者感想ー
稲作のみの低収入しかなく、出稼ぎに行かざるをえなかった人達が、有機農業の野菜や果物作りで収入が増え、出稼ぎに行かなくて済むようになったとの報告は、大変嬉しく思いました。
思いつきの無責任な援助ではなく、カンボジア人であるヤング・セイング・コマ氏(緑の芽有機農園学校校長)が、農民のことを本当に思って、丁寧な農業指導を重ねてこられたことがよくわかりました。
消費者に継続的に購入してもらうために、いつも作物がお店に並んでいるよう、農家を回って集めて運んだり、都会からの産地見学ツアーを企画したりと工夫されていて、きちんと成果が出ているのは、素晴らしいことです。
今後も、政治的混乱という大きな問題のなか、カンボジアが本当に豊かな国になるよう、私達も支援して行きたいと思いました。

会報127号を発行いたしました。

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最終ページには12月から始まりますチョコ募金の案内を掲載しております。
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会報127号 + チョコ募金案内

地雷廃絶について学ぶ学習会のお知らせ 2019年12月5日(木)  ご参加ありがとうございました→終了後のご報告


地雷廃絶日本キャンペーン(JCBL)代表理事清水俊弘氏をお迎えし、対人地雷全面禁止条約(オタワ条約、1999年発効)が、その成立・発効過程にも大きな意味をもつものであった事や、この20年の成果と残る課題に向き合うJCBLの活動についてお話を伺いました。発効から20年が経ち、マスコミに取り上げられる事も少なくなっているこの問題を、まず知る事から始められた一日となりました。

以下にお話の概要を記します。

JCBLの活動 (http://www.jcbl-ngo.org/)
*オタワ条約、クラスター爆弾禁止条約へのすべての国の加盟はたらきかけ
*地雷被害者のための義肢製作と被害者自身が装具士として働く工房への支援
*クラスター爆弾製造企業への投融資を止めるはたらきかけ
(日本の金融機関は政府年金機構を除き、すべて投融資をやめている)
*問題を広く知ってもらうため、シンポジウムの開催・学校や企業での講演・地雷模型や写真パネルの貸し出し。学校では生徒や教師がひとりずつ国代表となって条約への加盟や課題解決の変遷をたどるワークショップも開催。(200人規模が最適)

オタワ条約
*1997.12.3成立 1999.12.3発効
戦争が終わっても国境近くの地下には地雷が。そこで生活する人びとが(動物も)年令を問わず、地雷に触れることで自分でスイッチを押す被害者となっている。被害の現場で活動するNGOの問題提起、国際的な連携でオタワ条約は成立、発効した。地雷禁止国際キャンペーン(ICBL)代表はこう演説している。「スーパーパワーの定義がかわった。”大国”から”中小国・市民(現場)の声”へ」
*1999.3~2019.9 成果と課題
条約締結国…122カ国から164カ国(世界の8割)に。残る32カ国、特にアジア地域へのはたらきかけが課題。
地雷生産の禁止…41カ国が生産を中止(うち4カ国は非締結国)。残る11カ国、特にアジア地域の生産停止が課題。
備蓄地雷の破棄…90の締結国が期限(4年)内に廃棄完了。ウクライナなど期限を守れない国への厳しい対応が課題。
埋設地雷の除去…28の締結国が領土内の地雷除去完了。残る61カ国の期限遵守と延長手続きが課題。
被害者の支援…2015年までは1999年条約締結時の4割まで被害者が減少していたが、簡易爆弾(IED)の利用により2016年から急増に転じている。被害者の社会復帰支援が課題。


講師をお招きして、地雷廃絶への取組みの成果と課題についてお話いただきます。
ぜひご参加ください!

20191205?? 学習会ちらし

 

ショップを飛び出して、、ボランティア研修見学会報告

9月25日(水)秋晴れの元、ボランティア11名でファイバー(繊維)リサイクル企業ナカノ(株)さんを見学、そのあとは二組に別れて各WEショップの共同倉庫エコものセンターとWEショップ海老名店を訪問しました。

ナカノさんでは山と積まれた古着を一枚ずつ仕分けして60㎏の塊にプレス、90%を無駄なくリサイクルする過程を拝見しました。

「ナカノさん、いつもお世話になっています」

運ばれてきて仕分けする前の衣類たち

作業場で目的別に260種類以上に仕分けされます

60トンの圧力をかけて衣類などを圧縮して小さくします

輸送用にコンパクトになった衣類などがきちんと積まれています

エコものセンターは各店から季節はずれなどで出番を待つ寄附衣類の詰まった段ボール箱が整然と並んでいました。

センターは昨年新しくなりました

すぐに我が店、捜し出せます

海老名店では店内のレイアウト、寄附品の受け取り、広報の仕方、地域企業とのつながりなどなどたくさんのお話を聞き、買い物もたっぷりと楽しんできました。

オレンジ色が効いてます

季節にさきがけ、コートマルシェ開催中

ショップをとりまくたくさんの事を勉強でき、とても有意義な一日でした。
ご協力いただいた訪問先のみなさま、ありがとうございました!